2025
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.NEXUS 情報の人類史 下: AI革命
ユヴァル・ノア・ハラリ(著),柴田 裕之(翻訳)
河出書房新社 (2025/3/5)  ISBN-13:978-4309229447

 ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之訳)『NEXUS 情報の人類史 下: AI革命』を読み始めた。本題が注目のAIに入ってきた。上巻から「このままではAIが宗教や全体主義の権力者になりうる」ということだろう。そのくらいのことならば別に読まなくても推測できる。重要な点は回避方法をどう記述しているかだ。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-04-28

 ユヴァル・ノア・ハラリ『NEXUS 情報の人類史 下: AI革命』を読み終えた。破局を回避するには自己修正メカニズムを賢く動作させなくてはならない。そのためには不可謬とされていることを疑う必要がある。この結論は基礎情報学の常識に対する考えと完全に一致している。改めて…基礎情報学はスゴイ!!

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-05-13

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.NEXUS 情報の人類史 上: 人間のネットワーク
ユヴァル・ノア・ハラリ(著),柴田 裕之(翻訳)
河出書房新社 (2025/3/5)  ISBN-13:978-4309229430

 ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之訳)『NEXUS 情報の人類史 上: 人間のネットワーク』を読み始めた。数ページ読んだだけだが、目茶苦茶面白そう。期待200%というところ。新聞やテレビでは筆者を追ってきた。が、書籍は分量に怖気づき、怠けて避けてきた。この過去の失策を取り返すべく励もうと思う。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-04-14

 ユヴァル・ノア・ハラリ『NEXUS 情報の人類史 上』を読み終えた。ハラリの言う「共同主観的現実」は、基礎情報学のおける「現実-象」から生じる疑似客観世界と重なる。自己修正メカニズムが作動可能なのはそれが疑似だからだ。自分の考え方を裏付ける内容で下巻にも期待。ん、これ確証バイアス?(笑)。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-04-24

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.「ネット世論」の社会学: データ分析が解き明かす「偏り」の正体
谷原 つかさ
NHK出版 (2024/8/9)  ISBN-13:978-4140887257

 谷原つかさ『「ネット世論」の社会学: データ分析が解き明かす「偏り」の正体』 を読み始めた。日本経済新聞「やさしい経済学」における筆者の連載に興味を持ったことが選択の理由。そういえば基礎情報学の西垣先生を知ったのも同じ連載(2008.3)だったが、今回は…。とりあえず期待することにしよう

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-04-10

 谷原つかさ『「ネット世論」の社会学』 を読み終えた。期待に反してXほぼ(旧twitter)限定の話で、他のSNSへの言及が足りない。量的データを示しているが「まあそんなもんだろう」程度。筆者も危惧しているが、昨年の兵庫県知事選挙の結果を見ると、今現在の状況を正しく反映したものとは言い難い。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-04-14

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.情報哲学入門
北野 圭介
講談社 (2024/1/15)  ISBN-13:978-4065345979

 北野圭介『情報哲学入門』を読み始めた。信頼できる知人からの紹介で帯には西垣先生の名前もあり、ほぼほぼ安心して読めるだろう。筆者紹介によると自分と同じ年齢のようで、学問とは別の観点からの興味も出てきた。果たして新しい知見を示してくれるだろうか?

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-04-05

 北野圭介『情報哲学入門』を読み終えた。内容はともかく構成バランスが悪い。1、2部は表題通り入門だが、3部は分量も深みも紹介程度。筆者の主旨は3部のようだが、センセーショナルなトピックの羅列で、その目的に到達できたのか?その目的が「複数の中から気になるのものを拾え」であったとしても。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-04-09

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.新 クリエイティブ資本論---才能が経済と都市の主役となる
リチャード・フロリダ,井口 典夫(翻訳)
ダイヤモンド社(2014/12/5)  ISBN-13:978-4478024805

 リチャード・フロリダ(井口典夫訳)『新 クリエイティブ資本論-才能が経済と都市の主役となる』を読み始めた。先に読んだ前作から10年経過した筆者の考え方の変化を知るために選択。楽天的な経済学者は、その後のトランプ旋風を予見、予測できていたのだろうか。結論を楽しみに興味深く読み進めよう。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-02-18

 リチャード・フロリダ(井口典夫訳)『新 クリエイティブ資本論』を読み終えた。新しいデータの追加はあるが同一文もあったりして内容はほぼ同じ。旧版より格差拡大を重視しているが、基本楽天的で危機感は薄い。末尾の6つの提言は未実施だが、たとえ実施されたとしてもトランプ政権は不可避であろう。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-04-03

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.クリエイティブ資本論―新たな経済階級の台頭
リチャード・フロリダ,井口 典夫(翻訳)
ダイヤモンド社 (2008/2/29)  ISBN-13:978-4478001738

 リチャード・フロリダ(井口典夫訳)『クリエイティブ資本論―新たな経済階級の台頭』を読み始めた。巷では生成AIの普及から人の創造性が改めて問われている。この問題を単純に生命/非生命の二項対立と捉えて良いのか。サブカルは経済に飲み込まれた、とすれば…ということでやや古めではあるが拝読する。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-02-05

 チャード・フロリダ(井口典夫訳)『クリエイティブ資本論』を読み終えた。経済発展にはクリエイティビティが必須は間違いないだろう。だが政治からすると疑問。9.11直後の出版にしても予想は楽天的。必要条件の寛容性が現米国政権には感じられない。つまり、非クリエイティブ・クラスが台頭している。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-02-16

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.技術への問い
マルティン ハイデッガー,関口 浩(翻訳)
平凡社 (2013/11/8)  ISBN-13:978-4582768008

 マルティン・ハイデッガー(関口浩訳)『技術への問い』を読み始めた。『生成AI社会』からの派生で、文庫本(分量が少なそう)ということで選択。とは言え、バリバリの哲学書。気楽に読めるような代物ではないことは重々承知。自分の知見では歯が立たないことも想定済み。挫折覚悟の無謀な読書である(笑)。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-01-15

 マルティン・ハイデッガー(関口浩訳)『技術への問い』を読み終えた。やっぱり難しい(特に「形而上学の超克」)。技術と芸術をポイエーシスを通して同類とし、サイバネティックスを現代技術の特徴としてしている点は興味深い。技術は循環により細分化が進み、その本質が捉えにくくなる…。アレのことか?

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-02-03

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.アフター・テレビジョン・スタディーズ
伊藤 守(編集),毛利 嘉孝(編集)
せりか書房 (2014/4/14)  ISBN-13:978-4796703314

 伊藤守、毛利嘉孝(編)『アフター・テレビジョン・スタディーズ』を読み始めた。約10年前に執筆されたものなので、若干時代を感じるようなことはあるだろう。それでも、今に通じるものがあると確信しての選択。ただちょっと分量があるので今年中に読み終えることが出来るかが心配(笑)。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2024-12-23

 伊藤守、毛利嘉孝(編)『アフター・テレビジョン・スタディーズ』を読み終えた。どの小論も鋭い分析で読み応えがある。中でもクリエイティブ資本論は気になる(生成AIに関わる?)。これだけの知見があればより良い方向に社会を導けそうだが…10年後の今がそうなっていないことこそが大問題なんだろう。

— Tadashi Nakajima (@gaygay1963) 2025-01-07

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