Linuxを使用するに至った経緯


$Date: 2022-04-08 10:19:29 +0900 (2022年04月08日 (金)) $


ǯ  代 内      容
1992年頃   386BSDに触れたました。が、当時使用していたマシンとの相性が悪くて、2ヶ月ほどで挫折しました(ドライバ関係に相性による問題がありました)。

1999年中頃   M社製OSのバグに我慢が出来なくなっていました。トラブルは枚挙の遑がないほど発生し、サービスパックを当てると単純なUPSの通信ソフトが動作しなくなったり(結局このトラブルは最終サービスパックまで当てても直らなかった)、マニュアル通りに設定したのに全く動作しないので原文の英語のドキュメントを調べたらマニュアルの誤植で該当する機能は実装されていなかったり、などうんざりさせられていました。ちょうど、インターネットの常時接続が、ちょっと無理をすれば可能になりつつある頃で、安定的なサーバ用OSとして LiunxFreeBSD に大きな注目が集まっていました。過去の経験から FreeBSDではなく Linux を選択し、 Slackware+JE(Japanese Extensions)で部活動等で触り始めました。流儀に慣れるまで多少時間はかかりましたが、慣れるに従いどんどんハマって行きました。デーモンが独立して個々のサービスを提供しており、設定変更、インストール、アップデートなどでカーネルレベルでの再起動を要求されないことことや、単純なテキストファイルを使った設定の見通しの良さ、そしてなにより無料であること、などなど精神衛生上好ましいことばかりで非常に感動したことを憶えています。

2000年初頭   一般的なイントラネットサーバを立ち上げられるくらいのノウハウは持つことができました。

2000年春   当時勤務していた学校として128Kbpsの回線で常時インターネットを利用することが決まりました。そこで3台の Linuxサーバを立ち上げ、2台は ipchains(kernelがまだ2.2系だった)を利用したファイヤウォール(1台はインターネットとの接続用、もう一台は生徒セグメントと教員セグメントの間に設置)に、残りの1台にdns( BIND)やsmtp( Postfix)、http( Apache)などのデーモンを立ち上げ、6月にはどうにか使える環境にまですることができました。
  その後も中古コンピュータを利用したサーバを立上げたり、中身の更新などを行い、拡張と保守を続けて行きましたが、大きな問題が生じることもなく楽しいコンピュータライフを満喫することができました。また、夏には自宅でケーブルテレビの回線を利用し、学校と同じようなシステムを構築して常時接続を始めました。
  しかし、ここまでで使用していたソフトウェアはすべてサーバ関係でコンソール上で動作するものばかり。デスクトップはおろか、ウィンドウシステムさえも本格的に利用することはなく、デスクトップとしては依然としてM社製OSを使用している状況でした。

2000年秋頃   図書館で生徒にインターネット(正確にはWebブラウザ)を使用させたいという要望が出てきました。4万円位の廉価なコンピュータ(ほぼパーツ状態)を5台ほど導入できる算段は出来たのですが、ソフトウェアの購入費が捻出できない。仮に購入できたとしてもM社製OSではCPUの速度が足りないというのです。Webページの閲覧が出来れば何でもよい(後に印刷も、という話が出てきて参りました)というので、 Linuxを使って見ることにしました。 これがデスクトップ環境に足を踏み入れるきっかけになりました。
  ディストリビューションの選択にあたり、10種類以上を試したのですがどれも今ひとつで、非常に悩みました。その末に辿り着いたのが slackware でした。試したディストリビューションのどのパッケージ管理ソフトも満足出来るものではなく、最も自由度が高いというのが最大の選択理由です。 Xのバージョンは3.3系、 KDE も2.1系だったと記憶していますが、 Netscape 6 (PR版) あたりを入れて、夏休み明けには何とか使用に耐えられるものをでっち上げました。
  同じ頃、生徒用コンピュータの入れ換えにあたって、 Linux が授業での使用に耐えられるかの調査を開始しました。

2001年初頭   Linux で授業が支障なく行える見通しがほぼ立ち、暫定ながら次期システムとして決定しました。当然のことながら反発もあり、まだ流動的な部分もあって最終決定にはまだ至りませんでした。

2001年
5月25日
  一大決心で仕事用のメインコンピュータのHDDをフォーマット。 Linuxをインストールしました。生徒に Linux を使用させるのに、自分は別のOSを使用しているのでは、色んな面で説得力に欠けます。自分が身をもって実用に耐えるものであることを証明する必要もありました。これによって、表向きな反発は影を潜めて行きました。ほとんどの仕事は移行しても問題は生じないことは調査済みでしたが、オフィスソフトの代替だけが見つかられませんでした(生徒には別のオフィスソフトで対応する予定だった)。しかたなく、6月上旬に VMwareの購入しそれまで使用していたM社製のOSを VMwareのゲストOSとしてインストール。オフィスソフトを使うときは Linuxから離れざるを得ませんでした。
  なおこのときインストールしたディストリビューションが Plamoであり、その後はディストリビューションの選択で迷うことはなくなりました。

2001年夏   システムの仕様が固まり、導入業者を決定しました。

2001年10月    Linux上のオフィスソフトとして StarSuite 6.0 βが登場しました。これにより VMwareを使用しなくても Linux 環境下でほぼ全ての作業が満足に行える環境が整い、M社製のOSから Linux ヘの完全移行が完了したことになります。

2001年11月   ハードウェアが納品され、システム構築を開始しました。完成したシステムはユーザ認証にNIS を利用している点以外は、現在のシステムとほぼ同じ構成でした。

2002年4月   授業での本格運用を開始しました。

2003年4月   異動先の現任校の生徒用システムを、前任校のシステムをベースにLinux へ完全移行しました。

2004年4月   授業での本格運用を開始し、現在に至っています。



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