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ビデオ「超-社会システムとプロパゲーション2018」で感じた疑問点や質問

Posted: 2019年2月07日(木) 20:03
by TadashiNakajima
ビデオ「超-社会システムとプロパゲーション2018」で感じた疑問点や質問についてのスレッド

嘘の情報だらけの世界になる

Posted: 2019年2月13日(水) 14:06
by TadashiNakajima
 超社会システムを批判的に捉えるというところで、マスコミュニケーションとインターネットによるコミュニケーションは発信者の利害や内容の妥当性で補完的関係にあるとありましたが、最近はスマホなどの使用によりマスコミュニケーションの使用率の低下がみられるとおもいます。もし、マスコミュニケーションがこのまま衰退していくと、内容の妥当性が低いので嘘だらけの世の中になると考えて良いのでしょうか?

U.Kさん

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 コメント有難うございます、U.Kさん

 悲観的なご推測で、気持ちとしては賛同したくないのですが、ご指摘の通りになる可能性は十分にあると言わざるを得ないでしょう。嘘が蔓延するのか、しないのかは、社会システムのプロパゲーションかかっています。つまり、皆さんの考え方、対応次第です。そして、私の授業は悲惨な結末を避けるために必要なものなのです。

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 担当教員より

インターネットによるコミュニケーションが頂点になる

Posted: 2019年2月13日(水) 14:07
by TadashiNakajima
 マスコミュニケーションは最近ではその会社などによって放送や記事にする内容が違くあまり人の目につきにくくなっている、インターネットによるコミュニケーションも間違っている情報も多いがスマホの普及などでマスコミュニケーションより多くの人が見ていると思うので社会システムの頂点はマスコミュニケーションでなくインターネットによるコミュニケーションに傾くことはあるのか?

S.Kさん

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 コメント有難うございます、S.Kさん

 「コミュニケーションの影響」で、マスコミュニケーションよりインターネットによるコミュニケーションの方が影響力が大きい、とご説明したことを覚えておられるでしょうか。この説明で、いずれはインターネットによるコミュニケーションがマスコミュニケーションを凌駕して行くであろうことを暗示させたつもりです。ただ、今現在は完全にインターネットによるコミュニケーションがマスコミュニケーションを上回っていないので明言することを避けているのです。私は学者ではありませんので、学説をもって予測ようなことをマスメディア(市販のDVDも立派なマスメディアです)に載せることはできません。東京大学大学院教授の指示により、あえて曖昧な表現になっているのです。

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 担当教員より

下位に表示されるサイト

Posted: 2019年2月13日(水) 14:08
by TadashiNakajima
 インターネットにおいて、検索結果の上位に出てくるサイトばかり見ず、下位のサイトも見ることが大切だと言っていましたが、僕の経験上自分の欲している情報は、上位にあり、下位にあるサイトは、関連しただけで全く欲していない情報が出てしまうことなどがあるので、ネットの仕組み上、下位のサイトを上位のサイトと同等に評価することは不可能だと思いますが、どう思いますか?

H.Sさん

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 コメント有難うございます、H.Sさん

 なるほど、経験則ですか。そうすると今までの授業でのアクティブラーニングでの調べ学習は、あっという間に終わったのですね。ん~、来年からもっと難しくしないと駄目ですかね(笑)。

 ところであなたはサーチエンジンを利用するときに、一度にどれくらいの数のキーワードを入力しますか。3つですか、4つですか。まさか1つ、2つではないですよね。誰でも知っているような情報を検索するのならば、キーワードが2つぐらいでも十分でしょう。なにしろ、だれでも知っているような情報ですので、必要な情報は上位にランクされているでしょう。でも、だれもが知らないような貴重な情報を手に入れるのには、4つ以上のキーワードで不必要な情報を排除する必要があります。不要な情報がある程度排除されると、表示される検索結果はぐっと少なくなり、十分下位のページまで目を通すことができます。そしてレアな情報ほど下位のページで見つかる、というのが私の経験則です。

 誰でも知っているようなことをサーチエンジンで調べることは、サーチエンジンの本来の価値ではありません。インターネットは誰でも投稿できるので、レアな情報も存在している。そのレアな情報を見出すときにサーチエンジンが有用になるのです。よって、下位のサイトを上位のサイトと同等に評価するどころか、下位のサイトほど価値が高いことになると思っております

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 担当教員より

情報交換でデジタルデバイドを克服する

Posted: 2019年2月13日(水) 14:09
by TadashiNakajima
 デジタルバイトで授業で出た例えを使うとSNSとTVで言っていることが違い超社会システムを批判的に捉える能力に差があるとコミュニケーションが成立せず社会システムが崩壊すると学びましたがおたがいが知りえた情報を交換し意見をお互い延べそこからコミュニケーションが成立することはないのだろうか。

T.Kさん

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 コメント有難うございます、T.Kさん

 そうですね、お互いに情報を交換することで、共通の現実-像が作れればいいですね。でも、実験ではそう上手くは行かないことが米国のガロルド・ステイサー、ウィリアム・タイタスという心理学者の実験(1985~1989 マイアミ大学、ブライヤー・クリフ大学)で判明しております。この実験では、ディスカッションの参加者を複数のグループに分け、それぞれのグループに特別で有用な情報を与えました。ディスカッションの参加者全員の情報は完全ですが、個々のグループごとにみると一部の情報が欠けていることになります。この状態でディスカッションが進むと、ディスカッションの内容は全員が共通して持っている情報だけを元になり、個々のグループが持っている有用な情報は全く利用されることがなく、結果的にベストな結論になることはなかったのです。ちなみに最初から参加者全員にすべての情報を与えてディスカッションした場合は、ベストな結論に到達しています。つまり、自分の情報欠落を他人の情報で補うことも、他人の情報欠落を自分の情報で補うこともできなかったのです。

 日本には「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますが、残念ながら心理学的には反対の結果になっています。悲しいことですが、これが科学的な事実であります。

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 担当教員より

全ての情報が伝達されることでディジタル・デバイドは解決する!?

Posted: 2019年2月13日(水) 14:10
by TadashiNakajima
 真の意味でのデジタルデバイトのところでAさんとBさんが居てそれぞれ違う手段で見つけた同じ主題の別の情報を持っていて別の情報が流れていてそれにより社会システムが崩壊する。ではすべての情報を流す企業が協力して同じ情報が流れたら社会システムは永遠に崩壊しないのですか?

R.Kさん

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 コメント有難うございます、R.Kさん

 全員がすべての情報を所持すればディジタル・デバイドはなくなるのではないか。現実的には不可能そうですが、面白い考えですね。仮に、全員がすべての情報を所有することが可能であったとして、それでディジタル・デバイドがなくなるか、というとそう簡単には行きません。なぜならば、情報は伝達されても意味は伝達されないからです。

 人間は社会情報を利用しています。社会情報とは意味と記号のセットですが、意味は各自が構築するもので、各自が何を構築するかを決定づけることはできません。意味を構築しているのは、オートポイエティックシステムである心的システムであり、何をするかわかりません。また情報を受け取るときは、オートポイエティックシステムである心的システムが情報と構造的カップリングをしますので、構造的カップリングの違いが受け取った情報の違いとなってしまいます。学校で行われる定期考査の問題はすべて公開され、生徒全員が同じ情報を所有しています。あなたの考えが正しければ全員が100点をtpらなければならないことになりますが、実際にそんな結果にはなりません。同じ機械情報を所有したとしても、各自が社会情報に変換するときに生じる差を完全に消すことはできません。だから、ディジタル・デバイドはなくなることはありません。そして、学校での教育の目的は機械情報→社会情報の変換における個人差をできる限り減らす試みなのです。

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 担当教員より

みんな同じ能力の脳を持つ

Posted: 2019年2月13日(水) 14:11
by TadashiNakajima
 もし人間の脳が皆同じ形、同じ能力、同じ大きさ、同じ動き方をするものになっていったら、超-社会システムを批判的に促える能力に差がなく社会システムに崩壊ができないとおもったのですが、今後そのようなことができそうになっているのか気になりました。

Y.Tさん

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 コメント有難うございます、Y.Tさん

 人間の脳の能力を同じになれば、超-社会システムを批判的に促える能力に差もなくなり、社会システムの崩壊を防ぐことができる、ですか。なかなか面白いですね。論理的にも一見正しいように思えます。が、答えはNOでしょう。まず人間の脳の能力が同じになったとして、超-社会システムを批判的に捉える能力が同じになる、という保証はどこにもありません。あまり、良い比喩ではありませんが、同じスマートフォン(ハードウエア)だからと言って、同じ能力(アプリケーション)を持っていることなりませんね。同じ基本的な能力があったとしても、異なる環境や教育により脳は違う意味を構築してしまいます。脳神経システムと心的システムは構造的カップリングをしているので、脳神経システムが同一でも構造的カップリングによって異なる心的システムを生み出ししてしまいます。よって、同じ脳の能力を持ったとしても社会システムの崩壊を完全に止めることはできません。

 ところで、あなたは自分の想定した世界に住んでみたいと思いますか?同じ形、同じ能力、同じ知識、同じ行為をする人々だけの社会。個性のない人々だけの多様性のない社会。そんな社会に生きる多様性のない人々は、社会システムを動作させ続けるためだけに存在するアロポイエティックシステムのように思えます。多様性のない人の心的システムが進化するのか。仮に個々の人の心的システムが進化したとして、社会としてプロパゲーションするのか。特に分化はあるのか。ちょっと無理そうな気がしますね。只動作しているだけ社会はスタティックであり面白みがありません。やはり、ダイナミックにプロパゲーションするような多様性のある社会で住んでみたいと思います。

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 担当教員より

ディジタルデバイドが解決されない世界

Posted: 2019年2月13日(水) 14:13
by TadashiNakajima
 ディジタルデバイドを解決するためには私達個人の社会システムへの関わり方が重要になってきます。
 しかし逆にこれからも個人の努力が進まず、英知の差がさらに大きくなっていったら、どんな世の中になってしまうのか疑問に思いました。

Z.Oさん

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 コメント有難うございます、Z.Oさん

 さあ、どうなるのでしょう。授業でお話したようにアルノルト・ゲーレンはコミュニケーションが原始化して、原始人と同じ社会になる、と予言しております。ゲーレンの予言が間違っていたとしても、あまり良い社会になるような気配はありませんね。

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 担当教員より