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授業の疑問点や質問(生物と機械1_2021)

Posted: 2021年12月24日(金) 15:46
by TadashiNakajima
授業の疑問点や質問(生物と機械1_2021)についてのスレッド

ゲノム編集

Posted: 2021年12月24日(金) 15:46
by TadashiNakajima
 オートポイエティック・システムは自分で自分を作るシステムであり、アロポイエティック・システムは外部によって作られるシステムとのことですが、ゲノム編集で外部から細胞に手が加えられ誕生した人間はオートポイエティック・システムに分類されるのでしょうか、それともアロポイエティック・システムに分類されるのでしょうか。

S.Oさん

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 コメント有難うございます、S.Oさん。

 一昨年(2019年)の「生物と機械(1) 授業の疑問点や質問」で、ほぼ同じような質問に答えていますので、そちらをご覧ください。

授業の疑問点や質問(生物と機械(1)2019)

 これからも面白いコメントをお待ちしています。

担当教員より

義手、義足

Posted: 2021年12月24日(金) 15:47
by TadashiNakajima
 義手をはめた人のその手は、機械なのか、生物なのか。
 この疑問が生まれた理由は、現代の技術からできた義手は筋電を感知して動くものがあり、その義手は筋肉から出る筋電によって動く。なら人間が生物であるなら体に一体化した義手も生物になるのではないかとおもったから。

S.Sさん

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 コメント有難うございます、S.Sさん。

 去年(2020年)の「生物と機械(1) 授業の疑問点や質問」で、ほぼ同じような質問に答えていますので、そちらをご覧ください。

授業の疑問点や質問(生物と機械(1)2020)

 これからも面白いコメントをお待ちしています。

担当教員より

目的をもたず、生きていけるのか

Posted: 2021年12月24日(金) 15:48
by TadashiNakajima
 安易な目的をもってしまうと、その時点で生物も機械になってしまうならば、私は機械なのではないかと授業を通して考えました。ですが先生は機械のような生き方はしないほうがいいと言っていて、どうしたら目的をもたず、生きていけるのか疑問に思いました。

M.Sさん

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 コメント有難うございます、M.Sさん

 確認しておきますが、ポイントは「安易な目的」ですので「安易でない目的」ならば問題はありません。この点はくれぐれもお間違いないようにお願いいします。目的を持って生きて戴いても全く問題ありません、大丈夫です。問題なのは、設定した目的が「安易か、安易でないか」なのです。これは哲学的な課題で非常に難問です。ただ一つ言えることは、その目的が機械にでも設定可能であるとすると、機械と同列になる危険度は高いと思います。現在、人工知能やロボット技術が速いテンポで進歩しています。そのため。人間しかできなかったこと(人間のみが目的にすることができたこと)に大きく入り込んできました。その結果として「AIに仕事を奪われる」などという発想が生まれるのだと思います。仕事は生きる目的の一部ではありますが、全てという訳ではありません(仕事のためだけに生きるなんて、まっぴらごめんです、笑)。ですが、哲学的な課題である「生きる目的」を設定するときの、具体的な参考になるでしょう。じっくり考えて、自分なりの答えを見つけてください。

 これからも面白いコメントをお待ちしています。

担当教員より

クローンはどっち?

Posted: 2021年12月24日(金) 15:48
by TadashiNakajima
 クローンは人間によって作られているが、それを行うときには細胞を用いている。
 クローン人間はアロボイエティック・システムに分類されるのか?
 それとも、オートポイエティック・システムに分類されるのか?

R.Kさん

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 コメント有難うございます、R.Kさん。

 去年(2020年)の「生物と機械(1) 授業の疑問点や質問」で、ほぼ同じような質問に答えていますので、そちらをご覧ください。

授業の疑問点や質問(生物と機械(1)2020)

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担当教員より

遺伝的な要素ならばみんな同じでは?

Posted: 2021年12月24日(金) 15:51
by TadashiNakajima
 視神経はマトゥラーナとヴァレラの結論の視神経は過去の反応のパターンにもとづいて反応しているとあるが、遺伝的な要素ならば自分が緑に見えるのはみんなも緑に見えると考えるのと同じことか。

S.Aさん

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 コメント有難うございます、S.Aさん。

 理論的には正しいと思います。仮に、遺伝も含めて100%同じ個体同士ならば、同じ反応パターンになるはずです。つまり、全く同一の人間同士ならば両者の見え方は同じになる(片方が緑ならば、もう一方も同じ緑)ことでしょう。このことから、同じ生物種であればほぼ同じ感覚器官になり、同じ反応になることは大いに予想できます。理論的には確かにそうですが、現実的には遺伝も含めて100%同じ個体になることは不可能です。仮に一卵性双生児であったとしても、同じ体験・経験を得ることは不可能ですので、全く同じにはなりません。さらに、互いの主観を直接確認することは不可能ですから、本当に同じ感覚なのかどうかを判断することもできません。「同じ生物種→遺伝的要素がほぼ同じ→ある刺激(撹乱)に対してほぼ同じ反応になる」という考えからすれば、あなたの緑と私の緑はほぼ似通っているという判断はできますが、同じであるという判断はできないことになります。

 これからも面白いコメントをお待ちしています。

担当教員より

生物にとって、子孫を残すことは目的ではないのか?

Posted: 2021年12月24日(金) 15:52
by TadashiNakajima
 生物は目標や目的がないといいましたが、理科の先生は子孫を残すことと言っていました。これはどういうことでなのでしょうか?子孫を残すことは目的ではないということですかね。

S.Mさん

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 コメント有難うございます、S.Mさん。

 人間の立場からすると、このような見解になってもおかしくはないでしょう。でもそれはあくまでも人間から見た結論ですよね。全ての生物が子孫をのこすことを意図しているとは言えないでしょう。何しろ意識のない生物は、子孫を意図することさえ不可能ですから。それから、この見解は人間も生物であることを考慮されているでしょうか。人間も生物なので、他の生物と同じに子孫を残すために生きているのでしょうか。だとしたら、あなたの生きている理由は…ん〜この結論では、フェミニストからの強烈なバッシングを受けそうですね。あ、「人間だけは別」、なんて非論理的な考えは哲学的にも時代的にもナンセンスです(笑)。

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担当教員より

※よくある「過去の反応パターン」についての間違いコメントの例

Posted: 2021年12月24日(金) 15:58
by TadashiNakajima
 マトゥラーナの実験で、マトゥラーナとヴァレラは、視神経は過去の反応パターンにもとづいて反応しているという結論を出したが、過去の反応パターンにもとづいて反応しているのなら、過去の反応パターンがない場合は、新規で記録されるのか、過去の反応パターンがないまま分からずに反応してしまうのか。

?.?さん

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 コメント有難うございます、?.?さん。

 非常によく間違えられるケースなので、取り上げてみました(評価はDですが、笑)。ここでいうパターンとは視神経が脳に送っている信号のことで、視神経への外部からの刺激のことではありません。視神経が脳に送る信号は過去の反応(パターン)ににもとづいているわけですから、「過去の反応パターンがない」というケースはありえません。仮に視神経への外部からの刺激がどんなもの(その生物にとって未知のもの)であったとしても、遺伝的に決められた(過去の反応)パターンでしか脳に送る信号を作り出すことはできないのです。視神経への刺激が過去の反応パターンに基づいているのではありませんのでお間違いないように。

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担当教員より