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ビデオに対する疑問・質問

Posted: 2022年6月20日(月) 17:25
by TadashiNakajima
ビデオに対する疑問・質問のスレッド

全員が共通認識を持てば…

Posted: 2022年6月20日(月) 17:27
by TadashiNakajima
 成果メディアは意味的領域を狭め論理的なつながり与えるという、大切な役割を持ってることがわかりました。でも結局、貨幣・真理・法・権力などコミュニケーションを限定したとしても今までの授業を踏まえると、相手の意味構築能力がなければ話にならないのではないのではないかと考えました。話に誤解が生まれないように全員が意味構築能力を上げるのは難しくないですか?意味構築能力を上げるのではなく全員が共通認識をもつ というのはダメなのですか そうすれば誤解が生まれることはなくないですか?

N.Mさん

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 コメントありがとうございます、N.Mさん

 そうですね、全員に共通認識を持たせる確実な方法があれば上手く行きます。もし、全員に共通認識を持たせる確実な方法があるとするならば、学校も教員も不要です。皆さんも、苦しんで勉強する必要はありません。その方法を使えばボートしてても共通認識が持てますので、テストはいつも全員満点です。実に素晴らしい! ところで、全員に共通認識を確実に持たせる方法とはどんなものでしょうか?ぜひその方法を教えて下さい。そうすれば、明日から学校に来ることも、授業を受けることもなくなり、私も仕事を辞められます(笑)。♪お化けにゃ学校も、試験もなんにもない♪

 これからも面白いコメントをお待ちしています。

担当教員より

真理に絶対的な価値観が存在しない?

Posted: 2022年6月20日(月) 17:39
by TadashiNakajima
 現代の機能的文化社会は絶対的な価値観が不在とあります。しかしながら、機能的文化社会の中の真理の分野では絶対的な価値観があるものを多様に含んでいると思えます。なぜ真理に絶対的な価値観が存在しないかがよくわかりません。真理の分野が学問全般を示すならば、哲学や神学などの答えのないものなどに限定するべきだと思います。それか、数学などの学問システムは概念的なものが多いので、それが関係しているのでしょうか。もう何が何だかわかんなくなってきたので、助けてください。

R.Kさん

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 コメントありがとうございます、R.Kさん

 悩んでますね〜、それが人間です。素晴らしい!。一つ大きな間違いを犯しています。絶対的な価値が無くなったのは社会全体においてです。個々の成果メディア(社会システム)においてではありません。真理を成果メディアとする学問システムには、絶対的な価値が存在しています。しかし、成果メディアを跨いで社会全体となると不透明になってきます。例えば、新型コロナウィルスにおいて、医学(学問システム)の立場からすると感染予防のために全面外出禁止となりますが、それを行うと商売(経済システム)が破壊されますのでNOとなります。また、原子力発電は経済的にも地球温暖化(学問システム)からも有効だとされていますが、周辺住民からの了承(権力システム)は取り難くなっています。このように、成果メディアを跨いだ時に、何を優先すべきかがケースバイケース、つまり絶対的な価値による決定ができなくなっているのです。ちなみに、ニクラス・ルーマンは教科書にもありますが「宗教」も成果メディアの一つと考えています。

 これからも面白いコメントをお待ちしています。

担当教員より

絶対に受け手が悪いとは言えないのでは

Posted: 2022年6月20日(月) 17:56
by TadashiNakajima
 これまでの授業を踏まえて、情報を伝達する時には相手の理解力に影響されるということはわかりました。しかし、絶対に相手が悪いということにはならないと思います。少しは伝える側にも工夫できる何かがあるのではないでしょうか?その答えを聞きたいです。それとも本当に全く無いものなのですか?初歩的なものですが簡単な言葉を使うなどは出来ると思います。

R.Nさん

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 コメントありがとうございます、R.Nさん

 仰る通りです。私も、送り手側にも何かしらの工夫ができると思います。ただ、究極的には受け手になってしまうと言うことです。「簡単な言葉を使う」というご意見は尤ものように思えます。ですが、受け手がその「簡単な言葉」を認識するためには何が必要なのでしょう。非常に優しい外国語だからといって、全く努力することなしに憶えることはできません。つまり、たとえ「簡単な言葉」であったとしても、受け手が努力することなし(成果メディアを機能させることなし)には使えるようにはならないのです。あなたが真っ当な日本語を使えるようになるのにどのくらいの時間がかかったのでしょう?1年?2年?そんな短い期間ではないですね。相当長い時間苦労して身につけてきたはずです。あなたは、そのことを忘れてしまっているに過ぎません。成果メディアは受け手の心に存在するものですので、受け手が頑張ることが必要最低条件なのです。勉強する意欲のない者に、いくら良い授業をしても無駄でしょう。

 もう一つ言わせてもらうと、心理学の立場からすると「簡単な説明」は騙しやすい説明とされています。人が何かを決断するときには2つの「ファストシステム」と「スローシステム」があることが解っています。この内「ファストシステム」は無意識に動作するもので、その決断にはバイアスや偏見に影響されます。もう一方の「スローシステム」は意識的に動作し、熟考により判断します。どちらがより良い判断になるかは説明する必要は無いと思います。で、「簡単な説明」は「ファストシステム」に作用します。短いフレーズの繰り返しや、一見それらしいと思える内容ほどプロパガンダになりやすいのです。なので、解ったような気にならずに、難しい状態のまま考えることが必要なのです。もし興味を持たれましたら、ノーベル賞受賞者でアメリカ合衆国の心理学者、行動経済学者であるダニエル・カーネマンの著書『ファスト&スロー』をお読みになって下さい。

 これからも面白いコメントをお待ちしています。

担当教員より

文字を書くことと成果メディア

Posted: 2022年6月20日(月) 18:26
by TadashiNakajima
 文字を書く時に成果メディアが働くこともあるが、文字を書いて伝える場合にも成果メディアが働かない場合があるのは、どういう場合か、分からない。

R.Kさん

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 コメントありがとうございます、R.Kさん

 簡単ですよ。文字を書く時に意味を考えていれば成果メディアは作用しています。一方、意味を考えずに文字を書く(教科書の文章をただ書き写すなど)の場合は成果メディアは作用していません。社会情報として文字を書いているときは成果メディアが作用しますが、機械情報として文字を書いているときは成果メディアは作用していません

 これからも面白いコメントをお待ちしています。

担当教員より