ビデオ「生物と機械(2)2019」で感じた疑問点や質問
モデレータ: TadashiNakajima
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TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
ビデオ「生物と機械(2)2019」で感じた疑問点や質問
ビデオ「生物と機械(2)2019」で感じた疑問点や質問についてのスレッド
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TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
最強の生物クマムシ
クマムシという生物は、海洋・陸上・深海・高山のほとんどありとあらゆる環境に生息する生き物だがこの生物は最強と言われているのだがその地域に適応している。というのか構造的カップリングしている。というのか
S.Sさん
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コメント有難うございます、S.Sさん
おっしゃる通り緩歩動物(クマムシ)は高い体制を持っていることが知られています。宇宙空間に10日間放置しても生き延びたという報告がされています。緩歩動物の耐性は乾眠と呼ばれる休眠状態にあるとされており、この状態になると酸素も必要なくなるそうです。で、ご質問の回答ですが、「地域に適応している」は間違いです。何故なら、オートポイエティック・システムなので適応はできません。答えは、乾眠という名前の休眠状態という構造的カップリングによって過酷な環境の中でも生きられる、となります。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
S.Sさん
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コメント有難うございます、S.Sさん
おっしゃる通り緩歩動物(クマムシ)は高い体制を持っていることが知られています。宇宙空間に10日間放置しても生き延びたという報告がされています。緩歩動物の耐性は乾眠と呼ばれる休眠状態にあるとされており、この状態になると酸素も必要なくなるそうです。で、ご質問の回答ですが、「地域に適応している」は間違いです。何故なら、オートポイエティック・システムなので適応はできません。答えは、乾眠という名前の休眠状態という構造的カップリングによって過酷な環境の中でも生きられる、となります。
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担当教員より
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TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
オートポイエーシスにより六角形以外の巣を作り出す蜂の出現
今回の授業で疑問に思った点は、過去の反応パターンで蜂の巣を作っているのならば、いつになるかは分からないがどこかのタイミングで六角形以外の巣を作ろうとする蜂が生まれてもおかしくはないのかと思った。
R.Kさん
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コメント有難うございます、R.Kさん
おっしゃる通りです。オートポイエティック・システムなので勝手な行動・反応をしますので、それまで六角形を作っていたにも関わらず、違う形の巣を作り出す蜂もいることでしょう。でも、その蜂は巣の強度が足りませんので、直ぐに死滅ししてしまいますので見つけることができません。つまり、六角形以外の巣を作る蜂が出現しても、我々が観察することは不可能なのです。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
R.Kさん
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コメント有難うございます、R.Kさん
おっしゃる通りです。オートポイエティック・システムなので勝手な行動・反応をしますので、それまで六角形を作っていたにも関わらず、違う形の巣を作り出す蜂もいることでしょう。でも、その蜂は巣の強度が足りませんので、直ぐに死滅ししてしまいますので見つけることができません。つまり、六角形以外の巣を作る蜂が出現しても、我々が観察することは不可能なのです。
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担当教員より
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TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
蜂の巣の形が2種類あったら
もしハチの巣の形が正六角形と同じぐらい丈夫なものがあったら二つの種類のものができるのか。それともどちらか一種類のハチの巣の形になるのか。それとも死滅するのか。
K.Kさん
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コメント有難うございます、K.Kさん
単なる仮定ならばDにしようと思いましたが、自然淘汰の話なので採用いたしました。蜂に限らず、同じ目的のもの(例えば巣)で二つ以上の形状が可能な場合、幾つかのパターンが考えられると思います。説明のために、二つの形状を使う生物をAとBにします。もし、両者の主観的な環境(環世界)が異なっていれば(例えば正則地域が異なる)、AB両方とも生存し続けるでしょう。環世界が同じ場合は淘汰圧力が掛かりますので、ほんの少しでも優位な方Aが生き残り、他方Bは死滅します。両者に優位性が全くない場合は両方が生き残ると思いますが、形状が違うことは優位性に繋がるはず(力学上)なので現実には起こり得ないでしょう。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
K.Kさん
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コメント有難うございます、K.Kさん
単なる仮定ならばDにしようと思いましたが、自然淘汰の話なので採用いたしました。蜂に限らず、同じ目的のもの(例えば巣)で二つ以上の形状が可能な場合、幾つかのパターンが考えられると思います。説明のために、二つの形状を使う生物をAとBにします。もし、両者の主観的な環境(環世界)が異なっていれば(例えば正則地域が異なる)、AB両方とも生存し続けるでしょう。環世界が同じ場合は淘汰圧力が掛かりますので、ほんの少しでも優位な方Aが生き残り、他方Bは死滅します。両者に優位性が全くない場合は両方が生き残ると思いますが、形状が違うことは優位性に繋がるはず(力学上)なので現実には起こり得ないでしょう。
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担当教員より
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TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
蜘蛛の巣もたまたま?
蜂の巣が六角形なのはたまたま出来たものが六角形だったからであるが、クモの巣もあのような形をしているのは、たまたま出来たのか、疑問に思いました。
M.Yさん
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コメント有難うございます、M.Yさん
おっしゃる通り、たまたまです。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
M.Yさん
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コメント有難うございます、M.Yさん
おっしゃる通り、たまたまです。
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担当教員より
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TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
勘違いリスト(担当教員作)
入力された内容の中で、勘違い等による疑問や質問をまとめてみました。
・世代による体型の違いは進化?
人間が進化すると人間ではなくなります。
・オートポイエティックシステムでは、外界との密接な相互作用により構造的カップリングが起こり変化をする?
オートポイエティック・システムは自己創出するシステム。構造的カップリングをするかどうかは別。
・オートポイエーシスでは、外界と関係なく構造的カップリングが起こり変化する?
オートポイエーシスは自己創出のこと、自分で自分を作り、自分自身を作るルールも自分で作ること。構造的カップリングとは直接関係しない。
・外界に関係なく変化してしまうのか?
オートポイエティック・システムだから(オートポイエーシスにより、自分自身を作るルールも自分で変更することが出来る。
・生物は何故生き残れるのか?
外界と構造的カップリングが生じたから。
・外界との「何か」が一致しているとの「何か」とは何か?
生物が生き残れるための何か。生物種によって生きるために必要な条件は異なるので「何か」と説明している。
・蜂以外の構造的カップリングはどんなものか?
一般に適応と言われているもの全て。
・世代による体型の違いは進化?
人間が進化すると人間ではなくなります。
・オートポイエティックシステムでは、外界との密接な相互作用により構造的カップリングが起こり変化をする?
オートポイエティック・システムは自己創出するシステム。構造的カップリングをするかどうかは別。
・オートポイエーシスでは、外界と関係なく構造的カップリングが起こり変化する?
オートポイエーシスは自己創出のこと、自分で自分を作り、自分自身を作るルールも自分で作ること。構造的カップリングとは直接関係しない。
・外界に関係なく変化してしまうのか?
オートポイエティック・システムだから(オートポイエーシスにより、自分自身を作るルールも自分で変更することが出来る。
・生物は何故生き残れるのか?
外界と構造的カップリングが生じたから。
・外界との「何か」が一致しているとの「何か」とは何か?
生物が生き残れるための何か。生物種によって生きるために必要な条件は異なるので「何か」と説明している。
・蜂以外の構造的カップリングはどんなものか?
一般に適応と言われているもの全て。
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TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
環世界とは?
構造的カップリングからできる環世界のことがわからなかったです。
それはなにを環世界と呼ぶのか、それは何なのかがわからなかったです。
R.Aさん
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コメント有難うございます、R.Aさん
授業では明確に説明していませんでしたが、生物種毎の主観的環境のことです。詳しくは4月に行った「知覚と意味、そして情報」の科課題「1.進化論の矛盾」を参照してください。
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担当教員より
それはなにを環世界と呼ぶのか、それは何なのかがわからなかったです。
R.Aさん
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コメント有難うございます、R.Aさん
授業では明確に説明していませんでしたが、生物種毎の主観的環境のことです。詳しくは4月に行った「知覚と意味、そして情報」の科課題「1.進化論の矛盾」を参照してください。
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担当教員より