「現実-像と客観性2018」の授業の疑問点や質問

モデレータ: TadashiNakajima

返信する
TadashiNakajima
記事: 2287
登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12

「現実-像と客観性2018」の授業の疑問点や質問

投稿記事 by TadashiNakajima »

「現実-像と客観性2018」の授業の疑問点や質問についてのスレッド
TadashiNakajima
記事: 2287
登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12

拘束/制約を受けていることに気づく方法

投稿記事 by TadashiNakajima »

 今までの課題でコミュニケーションによる拘束/制約から逃れる方法や回避する方法を入力してきましたが、今までのことを顧みるとコミュニケーションによる拘束/制約を受けていることに気づくことができないことのほうが多いことに気づきました。なので「コミュニケーションによる拘束/制約を受けていることに気づく方法を教えていただきたいです。

T.Iさん

--------------------------------------------------------

 コメントありがとうございます、T.Iさん

 おっしゃる通り、コミュニケーションからの拘束/制約のほとんどは潜在化しているので、そのことに気づくことは難しいです。それでも、それに気が付かなくては過剰な拘束/制約に巻き込まれてしまうので何とかしなくてはなりません。もし「これだ!」と言う決定打があれば、それだけを気をつければ良いので全く問題はないのですが、残念なことにそのような解はないようです。歴史がそのような正解がないことを証明しています。

 決定的な正解がないから「問題として相応しくない(又は問題にならない)」と言うことにはなりません。世の中には一般的な答えのない問題が沢山あります。未来は誰にも予測できませんから、将来に関する問題は全て答えらしい答えのない問題ばかりです。それでも、我々は各自で考え、判断して答えを出さなくてはなりません。むしろ、答えのない問題にどう取り組むのか、それが君らに与えられた重要な課題なのです。今回の課題は、まさに明快な答えのない問題なので、答えを教えることは不可能です。明快な答えはないですが、逆に近い答えはたくさんあると思います。bestはないが、betterやgoodならいくつかある、という感じです。一応、私なりのgoodをコンピュータ・インフォメーションのページに上げてありますので、是非ごらんになってください。そして、あなたのgoodやbetterを教えてください。よろしくお願いします。

 今後とも、おもしろコメントをお待ちしております。

担当教員より
TadashiNakajima
記事: 2287
登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12

勉強が出来れば必ずコミュニケーション能力が高いのか?

投稿記事 by TadashiNakajima »

 勉強が出来ればコミュニケーションが取れて周りを困らせないとおっしゃっていましたが、東大生や偉人の中でトップクラスの人間は、人とのコミュニケーションが不得意又は苦手な人が存在します。例外もいると捉えるべきですか?

A.Oさん
--------------------------------------------------------

 コメントありがとうございます、A.Oさん

 おっしゃる通りです。授業では一般論を述べたに過ぎません。勉強(学問)は真理の成果メディアに属しています。このことから、学問的な知識が多ければ多いほど、真理の成果メディアにコミットできる確率が多くなり、コミュニケーションが成立する確率も増える事になります。そして、コミュニケーションが成立する確率が高いということは、コミュニケーション能力が高いことになります。ですので、勉強が出来るのと出来ないのでは、出来た方がコミュニケーション能力は高いであろうと結論することができます。
 ただ、この論理展開は、確率が高くなるであろう、という推論にもとづいており、確実にコミュニケーション能力が上になる(上とか下とかの基準が何なのかも問題ですが)ことを証明してはおりません。他の条件が全て同じならば、勉強が出来る方がコミュニケーション能力が上になるだろう、という程度ですので、個人差が生じても理論上は何ら問題はないでしょう。

 もう少し話を進めてみましょう、個人差はあって当然ですが、同一人物に注目した場合はどうでしょう。上にも書いた通り、他の条件が同じならば勉強が出来る方がコミュニケーション能力は高くなります。同一人物ならばこの条件に一致するのではないでしょうか。つまり、同一人物なら、勉強した方としない方では、勉強をした方が確実にコミュニケーション能力が高いことなります。コミュニケーション能力を他人と比べる(これもまたどう比べるのかが問題ですが)と個人差が出てきますが、自分自身の過去と未来で比べた場合、個人差は生じません。とすれば皆さんがやるべきことは明白だと思うのですが、如何でしょう。

 今後とも、おもしろコメントをお待ちしております。

担当教員より
TadashiNakajima
記事: 2287
登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12

英語もコミュニケーション能力になるのでは?

投稿記事 by TadashiNakajima »

 多くの常識を知るのがコミュニケーションとなるなら英語を話すことを常識としている英語圏の人とのコミュニケーションをとるとき英語はコミュニケーション能力となり得るのではないか。

K.Kさん

--------------------------------------------------------

 コメントありがとうございます、K.Kさん

 おっしゃる通りです。英語圏の人とコミュニケーションを取る時に、英語のスキルが役に立つのは間違いないでしょう。言語はコミュニケーションからの拘束/制約であり、そのコミュニケーションの常識ですから、母国語を含め言語をマスタすることは極めて重要です。これは言語に限ったことではありません、数学を仕事とする人々(数学圏の人々)とコミュニケーションするには数学が必要です。コンピュータを仕事とする人々(コンピュータ圏の人々)とコミュニケーションするにはコンピュータに関する知識が必要です。だから、授業ではあらゆる経験とあらゆる勉強をすることが必要であると説明したのです。

 お分かりになったと思いますが、私が問題にしているのは「英語の能力=コミュニケーション能力」という考え方です。英語さえできればコミュニケーション能力が高いとか、コミュニケーション能力を高めるためにさも英語だけが重要である、ということです。上記の方程式から能力を取ると「英語=コミュニケーション」となってしまい、いい加減どころか出鱈目でしかありません。この様な状態は、真理を見極めず、その場の雰囲気と定義不十分の言葉を使って、なんとなく分かった気になってしまう日本人の悪い面が出ているように思います。そして、またこの出鱈目な標語が、常識と変わっていくことに驚きともに恐ろしさを感じるのです。

 今後とも、おもしろコメントをお待ちしております。

担当教員より
TadashiNakajima
記事: 2287
登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12

疑似的な体験は意味がないのでは?

投稿記事 by TadashiNakajima »

 コミュニケーションの現実-像を高める方法として疑似的体験のドラマなどを見ることなどを取り上げていましたが現実-像を上げるには現実的な体験でなくては意味がないと思いました。

S.Kさん

--------------------------------------------------------

 コメントありがとうございます、S.Kさん

 なるほど、では異性の現実を想像するために性転換してください。結果報告をお待ちしております(笑)。

 冗談はさておき、反論をするにはそれなりの理由が必要になります。この疑問文には、
1.疑似体験では現実-像を上げられない理由
2.現実的な体験のみが現実-像を上げられるという理由
の二つが欠けています。これでは、あなたの単なる感想であって、議論になりません。今後、反論をするときには是非その理由も添えてください。よろしくお願いします。

 今後とも、おもしろコメントをお待ちしております。

担当教員より
TadashiNakajima
記事: 2287
登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12

現実-像だけでコミュニケーションが成立するのか?

投稿記事 by TadashiNakajima »

 相手が考えてることを想像することや現実を仮定することだけで、本当にちゃんとしたコミュニケーションが成立しているのか。コミュニケーションか成立できなかった時はどうするのか。

H.Sさん

--------------------------------------------------------

 コメントありがとうございます、H.Sさん

 まず、「現実-像だけでコミュニケーションが成立する」という命題が間違っております。授業では「コミュニケーションが成立するには現実-像が不可欠である」と説明いたしました。また、現実-像は主観における想像なので、現実-像があったとしてもコミュニケーションが成立するとは限らない、とも説明しております。数学的に言うと、「ミュニケーションが成立→現実-像」が成立するので「現実-像はコミュニケーションが成立するための必要条件」となり、逆に「コミュニケーションの成立は現実-像の十分条件」となります。ご確認をお願いします。

 また、「コミュニケーションが成立しなかった時はどうするのか」という質問ですが、これは授業範囲ではありません。授業では「コミュニケーションの成立」の条件については説明しましたが、不成立時の対応は完全に別の話になります。別の話にはなりますが、この問いに対する明確な答えはないでしょう。もし、あればコミュニケーションが不成立になることはありませんし、コミュニケーションにおけるトラブルも激減しているはずです。さらに、明確な答えがあれば、それを実行すれば良いだけなので、コミュニケーションの成立のような回りくどいことをすることもないはずです。つまり、授業で教えるような内容ではありません。授業でコミュニケーションの成立のような回りくどい説明をしたのは、コミュニケーションの成立条件を知ったうえで、どうコミュニケーションを実践するのかを考えてもらいたかったためです。つまり、あなたのこの質問は、あなた自身に向けられているのです。是非、良い答えを見つけ出して下さい。

 今後とも、おもしろコメントをお待ちしております。

担当教員より
TadashiNakajima
記事: 2287
登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12

嘘をつく犬は第二志向意識水準?

投稿記事 by TadashiNakajima »

 イヌは噓をつくことができる動物だと聞いたことがあるのですが、その場合イヌは第二志向意識水準まで到達していると考えられるということでよいのでしょうか?

Y.Mさん
--------------------------------------------------------

 コメントありがとうございます、Y.Mさん

 犬が嘘を付くのかどうかは知りませんが、嘘をつけるかどうかだけで志向意識水準を判断することはできないでしょう。確かに、大人が嘘をつくときに相手の考えや気持ちを想像することは多々あります。詐欺師や推理小説の作者などは、これを得意としていて志向意識水準が高いと判断できます。しかし、相手の考えを想像せずに嘘をつくこともあります。授業でお話した息子の「歯磨き粉が歯ブラシに残っているのに、歯磨きをしたという嘘」は単にそれがやりたくないだけでついた嘘であり、親の考えはまったく想像されていません。だから簡単に見破られてしまうのです。よって、嘘をつくだけで志向意識水準を判断することは出来ません。授業でも説明しましたが、2次志向意識水準が確認されているのは類人猿と人間のみです。よって、犬には2次志向意識水準はありません。

 今後とも、おもしろコメントをお待ちしております。

担当教員より
TadashiNakajima
記事: 2287
登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12

メッセージ交換を持続的に行われていないのになぜコミュニケーションになる?

投稿記事 by TadashiNakajima »

 マスコミュニケーションやインターネットによるコミュニケーションはメッセージ交換を持続的に行われていないのになぜコミュニケーションになるのか。

K.Kさん
--------------------------------------------------------

 コメントありがとうございます、K.Kさん

 そうでしょうか、マス・コミュニケーションは単方向なのでメッセージ交換と言われてもピンとこないかもしれませんが、インターネットによるコミュニケーションならば実感しているはずです。だって、皆さんはSNS(インターネットによるコミュニケーション)を使って持続的に連絡をとっているでしょう。またWeb検索では、満足の行く結果が出るまでサーチエンジンと持続的にメッセージ交換(検索キーワードと検索結果の交換)をしているのではないでしょうか。明らかにメッセージ交換が持続的に行われていますね。
 一方マス・コミュニケーションは基本単方向なので交換というイメージは難しいかもしれません。この後の授業で出てきますが、実はマス・コミュニケーションに対して我々もメッセージを送っているのです。その授業まで楽しみに待っていて下さい。

 今後とも、おもしろコメントをお待ちしております。

担当教員より
TadashiNakajima
記事: 2287
登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12

参加するコミュニケーションによって自分のコミュニケーション能力は変わるのか?

投稿記事 by TadashiNakajima »

 機能的分化社会でコミュニケーションが細かく分かれているなら、参加するコミュニケーションによって自分のコミュニケーション能力は変わるのか。

M.Tさん
--------------------------------------------------------

 コメントありがとうございます、M.Tさん

 おっしゃる通りです。コミュニケーションの成立には成果メディアが関わっておりますので、個人がもつ成果メディアのスキルにあったコミュニケーションに参加するときと、そうではないときでは大きな違いが生じます。成果メディアとまでいかなくてももっと身近なところ、例えば教科のようなことでもコミュニケーション能力は大きく変わるでしょう。理科が得意な人は理科のコミュニケーション能力が高いですし、日本史が得意な人は歴史のコミュニケーションが高いことは良くあることです。逆に、一部のコミュニケーション能力だけが偏って高くなると、他のコミュニケーションへの参加し難くなってしまい、いわゆる専門バカになってしまいますから、気をつけましょう。ん、それって私のこと…

 今後とも、おもしろコメントをお待ちしております。

担当教員より
TadashiNakajima
記事: 2287
登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12

日々現実-像は強化されているのか?

投稿記事 by TadashiNakajima »

 コミュニケーションが成立すると現実-像が強化されるのならば私達は毎日現実-像が強化されているのか。

Y.Aさん
--------------------------------------------------------

 コメントありがとうございます、Y.Aさん

 おっしゃる通りです。私たちはほぼ毎日同じコミュニケーションに参加し(家族、クラス、部活…)、そこから現実を受け、同じ常識を育み、コミュニケーションが成立することによって、相手の現実-像が強化されています。その結果、相手とのコミュニケーションがさらにうまく成立するようになるのです。家族や親友が信頼できる状態とは、彼らに対する現実-像をかなり正確に想像できる状態(そのために自分の期待を裏切らない状態)のことなのです。

 今後とも、おもしろコメントをお待ちしております。

担当教員より
TadashiNakajima
記事: 2287
登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12

精神科の医者や心理学者の研究理由は?

投稿記事 by TadashiNakajima »

 何故精神科の医者や心理学者は絶対に理解できない他人の心理を研究するのか?

N.Mさん
--------------------------------------------------------

 コメントありがとうございます、N.Mさん

 絶対に理解できることだけが学者の研究テーマなのでしょうか。「理解できるはずだ」と思っている学者はかなり多いと思います。その気持ちがなければ研究は続かないでしょう。学者の主観はさておき、世の中にある様々な事柄は必ず理解できるものなのでしょうか。ほとんどは理解できず理解できることの方が少ないのではないでしょうか
 結果はどうあれ「とにかく知りたい」というのが好奇心です。そしてこの好奇心は人間しか持っていない特徴です。そして、この好奇心のために我々人類は今の文明を作り上げてきたのです。好奇心を失わないように頑張りましょう!

 今後とも、おもしろコメントをお待ちしております。

担当教員より
返信する

“現実-像と客観性2018”に戻る