ビデオ「心的システム・社会システム2018」で感じた疑問点や質問
モデレータ: TadashiNakajima
-
TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
ビデオ「心的システム・社会システム2018」で感じた疑問点や質問
ビデオ「心的システム・社会システム2018」で感じた疑問点や質問についてのスレッド
-
TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
生命情報と思考
思考の中で複数の社会情報が使われている。言葉や画像といったものも社会情報になる。思想は自己表現コミニケーションであってこれらが大きく関わっていることがわかる。社会情報とは言語記号と意味内容が一体となったものであるので思考に必要なことがわかる。社会情報は生命情報に含まれていると一学期習ったのでこの思考は生命情報に大きく関わるのか。そうなるとしたら生命情報は思考からなるのではないか。
K.Mさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、K.Mさん
おっしゃる通り、思考は社会情報であり、社会情報は生命情報に含まれるので、思考と生命情報には深い関係があります。ですが、最後の問いである「生命情報は思考からなる」は間違いです。社会情報は生命情報に含まれますから、「思考は生命情報からなる」が正しいことになります。人間の意識も、その中に出てくる思考も、生命情報からの影響を免れることはできないのです。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
K.Mさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、K.Mさん
おっしゃる通り、思考は社会情報であり、社会情報は生命情報に含まれるので、思考と生命情報には深い関係があります。ですが、最後の問いである「生命情報は思考からなる」は間違いです。社会情報は生命情報に含まれますから、「思考は生命情報からなる」が正しいことになります。人間の意識も、その中に出てくる思考も、生命情報からの影響を免れることはできないのです。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
-
TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
誰でも受け入れるというプログラム
この世の中の人の心の中がプログラミングされていたら、そのプログラムされているものに合っている人、違ってる人で結果が変わってきてしまう、という話がありましたが、「どのようなタイプの人も受け入れます」のようなものがプログラミングされているなら、例えると福山雅治さんや浦和東高校の男子生徒であっても、誰でもいいということですか?
C.Iさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、C.Iさん
おっしゃる通りですね。実際に今作られているロボットは、どんなタイプの人間でも受け入れるように設計されています。ペッパーのようなロボットがイケメンや美女にしか話しかけないとしたら、それはめちゃくちゃ不愉快と感じると思います。
しかしながら、プログラムされていない人間はそうではありません。いわゆる人が良いと言われる方は、一見すると誰でも受け入れているように思えます。ですが、実際に一緒に暮らしたり、結婚したりということになると、誰でも良いということはないでしょう。逆に、誰でも受け入れるようにプログラムされていた場合、人を選ぶ基準がありません。つまり、選びたくても選べません。結婚相手を決める要素がほとんどないので、サイコロで決める(ランダム)か先着順ぐらいしかないでしょう。そんな決め方で、選んだ方も、選ばれた方も良いとは思いませんが、如何でしょう。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
C.Iさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、C.Iさん
おっしゃる通りですね。実際に今作られているロボットは、どんなタイプの人間でも受け入れるように設計されています。ペッパーのようなロボットがイケメンや美女にしか話しかけないとしたら、それはめちゃくちゃ不愉快と感じると思います。
しかしながら、プログラムされていない人間はそうではありません。いわゆる人が良いと言われる方は、一見すると誰でも受け入れているように思えます。ですが、実際に一緒に暮らしたり、結婚したりということになると、誰でも良いということはないでしょう。逆に、誰でも受け入れるようにプログラムされていた場合、人を選ぶ基準がありません。つまり、選びたくても選べません。結婚相手を決める要素がほとんどないので、サイコロで決める(ランダム)か先着順ぐらいしかないでしょう。そんな決め方で、選んだ方も、選ばれた方も良いとは思いませんが、如何でしょう。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
-
TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
初めのコミュニケーションや思考
授業で社会システムも心的システムも「コミュニケーション」か「思考」かの違いだけで、どちらも自己循環的/再帰的に発生していると知った。何らかの思考やコミュニケーションがあるのなら、その前にはそれの元となる思考やコミュニケーションがなければならないと思う。最初はそれらが何から生まれたのか疑問に思った。
T.Iさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、T.Iさん
確かに気になりますね。思考の素材とは何か、という質問に多くの生徒が「知識」や「記憶」を上げてくれました。こちらの意図した答えではありませんでしたが、これらの答えがあなたの質問の答えに相応しいでしょうか。体験・経験、もっと言えば生命情報が思考やコミュニケーションの切っ掛けになっていると思います。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
T.Iさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、T.Iさん
確かに気になりますね。思考の素材とは何か、という質問に多くの生徒が「知識」や「記憶」を上げてくれました。こちらの意図した答えではありませんでしたが、これらの答えがあなたの質問の答えに相応しいでしょうか。体験・経験、もっと言えば生命情報が思考やコミュニケーションの切っ掛けになっていると思います。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
-
TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
正直な人
この授業の中で観察者が自分の中にいて、その観察者によって自己観察をして、人間は嘘をついているとおっしゃっていましたが、まあり嘘をつくのが得意じゃないとか、正直に思ったことを言ってしまう人というのは、思考と思考の構造的カップリングが出来なかったということになるのでしょうか。
T.Oさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、T.Oさん
ご質問の状況には幾つか原因が上げられると思いますが次の二つに集約できるでしょう。一つは自己観察が機能していないと思われる状況です。この場合、ご指摘のような構造的カップリングに問題があるかもしれませんし、自己観察がそもそも機能していないかも知れません。もう一つは自己観察の判断が甘いという状況です。自己観察は、観察している思考と適切に構造的カップリングをしているのですが、判断が甘く嘘をつくことができない、ということです。そもそも人間の行為を読み解くのは難しく、不可解な行動であっても分析は困難です。一概に構造的カップリングに問題があるとは言い切れないと思われます。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
T.Oさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、T.Oさん
ご質問の状況には幾つか原因が上げられると思いますが次の二つに集約できるでしょう。一つは自己観察が機能していないと思われる状況です。この場合、ご指摘のような構造的カップリングに問題があるかもしれませんし、自己観察がそもそも機能していないかも知れません。もう一つは自己観察の判断が甘いという状況です。自己観察は、観察している思考と適切に構造的カップリングをしているのですが、判断が甘く嘘をつくことができない、ということです。そもそも人間の行為を読み解くのは難しく、不可解な行動であっても分析は困難です。一概に構造的カップリングに問題があるとは言い切れないと思われます。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
-
TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
途切れたコミュニケーション
社会システムを構成しているのはコミュニケーションであり、コミュニケーションが途切れると社会システムは崩壊してしまうが、私たちの話題が尽きてコミュニケーションが途切れることは多々あるが、コミュニケーションが途切れても再び話題ができれば社会システムは再び構成されるのか。
K.Aさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、K.Aさん
コンピュータにおけるタイムシェアリングについてはお調べになりましたでしょうか。現在主流のコンピュータ(コンピュータ教室のコンピュータも、皆さんのスマートフォンも)は完全に並列に処理できないので、一つの処理を分割し少し実行しては、別の処理をして、また次の別の処理をする、と細切れにしてあたかも並列に処理しているように見せています。これをタイムシェアリングと呼んでいます。つまりコンピュータは、一つの処理を一度止めても、時間をずらして止めたところから再開できるようになっています。私たちの思考も、ほぼ同じことができることはDVDで説明しました。コミュニケーションもほぼ同様であると考えられます。友だちとの会話は、何かの理由で途切れても、その後に改めて続けることができます。恋人や夫婦のコミュニケーションだとしても、ずーと途切れずに続くことはありません。少なくとも寝ている間は途切れます。以上より、コミュニケーションが途切れると社会システムは停止しますが、コミュニケーションが再開されれば社会システムも復活するのです。そして、コミュニケーションが途切れることにより停止した社会システムが、新しい(継続する)コミュニケーションでいつでも復活するような関係を、人は「絆」と呼ぶのかも知れません。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
K.Aさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、K.Aさん
コンピュータにおけるタイムシェアリングについてはお調べになりましたでしょうか。現在主流のコンピュータ(コンピュータ教室のコンピュータも、皆さんのスマートフォンも)は完全に並列に処理できないので、一つの処理を分割し少し実行しては、別の処理をして、また次の別の処理をする、と細切れにしてあたかも並列に処理しているように見せています。これをタイムシェアリングと呼んでいます。つまりコンピュータは、一つの処理を一度止めても、時間をずらして止めたところから再開できるようになっています。私たちの思考も、ほぼ同じことができることはDVDで説明しました。コミュニケーションもほぼ同様であると考えられます。友だちとの会話は、何かの理由で途切れても、その後に改めて続けることができます。恋人や夫婦のコミュニケーションだとしても、ずーと途切れずに続くことはありません。少なくとも寝ている間は途切れます。以上より、コミュニケーションが途切れると社会システムは停止しますが、コミュニケーションが再開されれば社会システムも復活するのです。そして、コミュニケーションが途切れることにより停止した社会システムが、新しい(継続する)コミュニケーションでいつでも復活するような関係を、人は「絆」と呼ぶのかも知れません。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
-
TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
人間もプログラムされているのでは
人間とコンピュータ(ロボット)の違いについて。人間はロボットと違うから、プログラムされていることはないとある。朝起きてからの1日にやる日課は、人間にプログラムされたことだと私は考える。だから人間にもプログラムされていることはあると思う。
N.Iさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、N.Iさん
プログラムされていることはスタティック、つまり必ず、しかも間違いなく行われる、ということです。確かに私たちの日課は決められていますが、必ず間違いなく行われるのでしょうか。朝起きる時刻も、登校する時刻も、100%間違いなく行われるのでしょうか。絶対に遅刻しない、絶対に勘違いしない人などいるのでしょうか。人間はミスしないように努力しているだけで、それはコミュニケーションからの拘束/制約であり、プログラムではありません。プログラムではなくコミュニケーションの拘束/制約なので悪いと解っていても犯罪を犯す人が出てくるのです。もし人をプログラムできるのならば、学校でテストや考査をする必要はありません。なぜなら100%ミスなく、テストに答えられるはずですから。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
N.Iさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、N.Iさん
プログラムされていることはスタティック、つまり必ず、しかも間違いなく行われる、ということです。確かに私たちの日課は決められていますが、必ず間違いなく行われるのでしょうか。朝起きる時刻も、登校する時刻も、100%間違いなく行われるのでしょうか。絶対に遅刻しない、絶対に勘違いしない人などいるのでしょうか。人間はミスしないように努力しているだけで、それはコミュニケーションからの拘束/制約であり、プログラムではありません。プログラムではなくコミュニケーションの拘束/制約なので悪いと解っていても犯罪を犯す人が出てくるのです。もし人をプログラムできるのならば、学校でテストや考査をする必要はありません。なぜなら100%ミスなく、テストに答えられるはずですから。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
-
TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
AIで社会が作れるか
発火の連鎖によって意識(心)は、作られているの意味が少しわかりませんでした。
先生はAIは人間を超えられない人間がいないと社会は作れないとおっしゃいましたが、人間により近いロボットで(AI)を作り社会を作ることはできないのですか?
M.Hさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、M.Hさん
社会とは、コミュニケーションを構成素とするオートポイエティックシステムです。そしてコミュニケーションで使われるのは社会情報であると説明いたしました。この二つの事から、AIやロボットだけでは社会を形作ることが不可能であることが分かります。なぜなら、社会情報には意味が有り、その意味は人が解釈する必要があるからです。
では、人間の中にAIやロボットが居た場合はどうなるでしょう。AIやロボットが扱えるのは機械情報です。したがって、AIやロボットがコミュニケーションに参加することはできません。しかし、人には志向姿勢があり、人間でないものにも心や意図を感じます。このため。AIやロボットがコミュニケーションに参加しているように思えてしまうかも知れません。風が心に囁くように、AIやロボットが心に囁くように感じたとき、それを社会というかどうか…あなたの考えは如何でしょうか?
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
先生はAIは人間を超えられない人間がいないと社会は作れないとおっしゃいましたが、人間により近いロボットで(AI)を作り社会を作ることはできないのですか?
M.Hさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、M.Hさん
社会とは、コミュニケーションを構成素とするオートポイエティックシステムです。そしてコミュニケーションで使われるのは社会情報であると説明いたしました。この二つの事から、AIやロボットだけでは社会を形作ることが不可能であることが分かります。なぜなら、社会情報には意味が有り、その意味は人が解釈する必要があるからです。
では、人間の中にAIやロボットが居た場合はどうなるでしょう。AIやロボットが扱えるのは機械情報です。したがって、AIやロボットがコミュニケーションに参加することはできません。しかし、人には志向姿勢があり、人間でないものにも心や意図を感じます。このため。AIやロボットがコミュニケーションに参加しているように思えてしまうかも知れません。風が心に囁くように、AIやロボットが心に囁くように感じたとき、それを社会というかどうか…あなたの考えは如何でしょうか?
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
-
TadashiNakajima
- 記事: 2287
- 登録日時: 2017年9月07日(木) 10:12
人間の自己観察はいつ頃から備わったのか
人間は、自分が今考えていることを他の人に言っても問題ないか自己観察してると言っていたが、もし自己観察する力が人間になっかった場合は、どうなるのか、そしていつごろから人間に自己観察が備わったのか。
A.Sさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、A.Sさん
おもしろい質問です。ジュリアン・ジェインズという心理学者『神々の沈黙』という本で、人の意識は3000年前に現れた、主張しています。この本の中でジュリアン・ジェインズは左脳による感情(右脳)のコントロールが3000年前に始まり、この左脳によるコントロールができる人間ができない人間に対して優位に立ち、現代人になったと古代史をもとに主張しています。平たく言うと、感情に任せてその場しのぎで行動よりも、感情を表に出さず計画的に行動した方が淘汰圧力に耐えられる。そして、そのターニングポイントが3000年前である、ということです。感情を表に出さず計画的に行動するとは、上手く嘘をつけるようになった、ということになるでしょう。つまり、ジュリアン・ジェインズの説が正しいとすると、自己観察が有効に働くようになったのは今から3000年前ということになります。『神々の沈黙』はちょっと分厚い本ですが、面白いですので是非お読みになってください。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より
A.Sさん
///////////////////////////////////////////
コメント有難うございます、A.Sさん
おもしろい質問です。ジュリアン・ジェインズという心理学者『神々の沈黙』という本で、人の意識は3000年前に現れた、主張しています。この本の中でジュリアン・ジェインズは左脳による感情(右脳)のコントロールが3000年前に始まり、この左脳によるコントロールができる人間ができない人間に対して優位に立ち、現代人になったと古代史をもとに主張しています。平たく言うと、感情に任せてその場しのぎで行動よりも、感情を表に出さず計画的に行動した方が淘汰圧力に耐えられる。そして、そのターニングポイントが3000年前である、ということです。感情を表に出さず計画的に行動するとは、上手く嘘をつけるようになった、ということになるでしょう。つまり、ジュリアン・ジェインズの説が正しいとすると、自己観察が有効に働くようになったのは今から3000年前ということになります。『神々の沈黙』はちょっと分厚い本ですが、面白いですので是非お読みになってください。
今後も面白いコメントをお待ちしております。
担当教員より