ソフトウェア環境の構築について(前々任校)

$Date: 2022-04-08 13:19:18 +0900 (2022年04月08日 (金)) $

OSの選択理由

  GNU/Linuxの優位性についてとやかく説明する必要はないと思いますが、まとめるとおおよそ以下のようになるでしょうか。
  1. コストがほぼ0である。
  2. 極めて安定して動作する。
  3. セキュリティが非常に高い。
  4. トラブルが生じたときのメンテナンスが容易。

ディストリビューション

  下記の「ソフトウェアのインストールと更新」にあるように、いわゆるパッケージ管理と呼ばれていることは行っていません。その理由を上げると以下のようになります。
  1. どのパッケージ管理方式も、誰かがパッケージにするまで使用出来ない。いかなるソフトも、パッケージから出来ることはなく、ソースからバイナリを経て、パッケージとなる。もっとも早いリリースはソース。従って自前でソースをコンパイルすることが、もっとも早く使用できる方法と言える。プログラマとして、誰かがコンパイルするのを待っているのはかっこ悪いと思う。
  2. バイナリをパッケージにするときは、そのパッケージ化したマシンの環境を何らかの形で引き継ぐ。これによりファイルの保存場所の違いより、インストールに失敗する可能性がある。また、パッケージの依存関係を保持する方法は、方法ごとに異なるので、他のパッケージ管理ソフトと併用することや、乗り換えることが困難である。従って、パッケージ管理ソフトを選択することは、その管理ソフトと身命を共にするぐらいの覚悟が必要だ。残念なことに私にはその覚悟がない。
  3. パッケージ管理ソフトを盲信して、自分の知らないソフトが勝手にインストールされてしまうという状態はセキュアと言える?ウィルスやクラッカーが蔓延しているインターネットで、自分のマシンを他人の言いなり(パッケージ管理ソフトの言いなり)にしておいて「平気だ」という人を信用出来る?多少不便でも、自分の納得のいくソフトをソースからインストールして、自分自身で依存関係を含むマシンの状態を把握しておく必要があるのではないでしょうか。
  以上より、パッケージ管理ソフトを使用していないディストリビューション、また日本語が最初から使えるもの、ということからPlamoを利用しています。なお、まっさらな状態からのインストールにのみ利用しているだけで、一度インストールした後は下記の「ソフトウェアのインストールと更新」の通りソースからコンパイルとインストールを行っており、Plamoのパッケージは一切使用していません。

ソフトウェアのインストールと更新

  一部のソフトウェア(コンパイルに非常に時間がかかるものや、信頼できるサイトがバイナリを提供しているもの)以外は、すべてソースからコンパイルしてインストールしています。

ソフトウェアの配布

  ユーザのホームディレクトリはサーバで管理しているので、クライアントマシンにはデータらしいものは一切なく、ほとんどプログラムしかありません。よって、一台のクライアントマシンででディスクイメージを作成し、これを個々のマシンにネットワークで転送しています。具体的には、以下の順序で行っています。
  1. 適当な時期に上記の「ソフトウェアのインストールと更新」の方法でベースマシンを構築する。
  2. ベースマシンのディスクイメージをtarでアーカイブする。
  3. アーカイブされたディスクイメージをサーバへ転送する。
  4. 個々のクライアントマシンで、再インストールプログラムを起動する。
  5. 再インストールプログラムがサーバよりディスクイメージを転送、ローカルに展開する。
  6. 再インストールプログラムが個々のクライアントマシンに固有な設定を復元する。



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